形が生まれました。
私が理想としてきた
ラジオ番組の形が、生まれました。
ラジオは、スタジオ全体で作るものだと思っていました。
私がこれまで作ってきたラジオ番組は、
DJが一人でしゃべって完成するものではありませんでした。
スタジオにいる全員が、
「どうやって街に飛び出すか」を感じながら、
- その言葉をどう広げるか
- どう押し出すか
- どう街に放つか
一つのフィーリングを作っていく。
DJ、AD、ディレクター、プロデューサー。
役割は違っても、
番組としては一丸でした。
そして、その塊が、
放送局から街へ飛び出していく。
それが、私にとってのラジオでした。
【形になった瞬間|今回の原点】
その感覚が、
ふいに戻ってきました。
きっかけは、
Morikawa Hello FM に来てくれていた
中学3年生の受験生でした。
私は、こう言いました。
「ちょっと試してもいいかな。
5分だけ、時間ちょうだい。」
ラジオ番組を、
テストしてみました。
DJになりきり、
「受験のことで相談したい」
というメッセージを投げました。
すると――
それは、
悩み相談でありながら、
**完璧な“ラジオの悩み相談室”**になっていました。
その瞬間、
私の中のラジオが
全開で走り出しました。
その後、連鎖が始まりました。
次の日、そろばん教室で子どもたちに。
教室の外で待つ、お父さん・お母さんに。
夜には、ラジオ仲間と Google Meet で。
娘に、孫に。
そして、
スマホ講座でお年を召された方々へ。
試すたびに、
レベルは上がり、
開発は進み、
場はどんどんヒートアップしていきました。
土曜日の朝、新しい発見が生まれました。
スマホ講座は、土曜日の朝。
そして、11時から Morikawa Hello FM。
その日、
小学2年生が来ていました。
私が、
「これから毎週、こんな感じで始めるね」
とスタートすると、
彼女はポケットから、
こう言って、あるものを出しました。
「これ、わたしの宝物」
私は「ハッ」としました。
そのコメントに対して、
AI機能「アル」を素早く ON。
――見事に、成立しました。
こうして、ベースができました。
その後、
「誰かにこれを試したい!」
という衝動にかられ、
近所の先輩のところへ行き、披露しました。
一緒にいた仲間は、
「これは、すごい!」と。
こうして、
AIを利用した公開ラジオのベースができました。
これは、
新しい技術が生んだ企画ではありません。
私が長年ラジオで作ってきた
**「場の作り方」**が、
子どもや高齢者、
そしてAIと出会ったことで、
別の形として立ち上がったものです。
この場で生まれる言葉は、街の一次情報です。
小学2年生の一言も、
受験生の迷いも、
年配の方の記憶も。
すべてが、
**この街の「今」と「過去」と「これから」**を
示す情報になります。
それは、
細かな街の位置情報のように、
少しずつ、確実に積み重なっていきます。
情報が育てば、価値が生まれます。
ここで生まれる言葉や記録には、
将来的に価値が生まれる可能性があります。
だからこそ、
この取り組みでは、
情報と権利の考え方を
最初から大切にしています。
このAIとの公開ラジオについて
このAIとの公開ラジオは、
参加してくれた人みんなで作っている
新しいラジオ番組です。
だからこそ、
この場で生まれた言葉や時間には、
自然と
「番組を作った」という権利が生まれます。
その権利は、
誰かが独占するためのものではありません。
- 「それは違う」と言うための権利
- 「それは正しい」と言うための権利
間違った形で使われることがないように、
この場を守るための権利です。
この番組の権利については、
これから、
のんびりと、丁寧に
書いていこうと思います。
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