タグ: dailyprompt-2086

  • 番組と権利 _002

    私の担当する番組は、強かった。

    強くて当たり前、
    人気番組で当たり前、

    ──ここが、実はいちばんの問題でした。

    問題は
    **「番組を作る経験値」**です。

    大阪、福岡、愛知、東京。
    それぞれの街で、番組はゼロから始まります。

    最初から関わるスタッフもいれば、
    人気番組になってから参加するスタッフもいます。

    人気が出ると、どうなるか。

    みんな、調子に乗るんです。
    ……トホホ、です。


    本当の問題はここからです

    一番の問題は、

    止まるんですよ。
    思考と、アイデアが。

    しかもそのアイデアは、
    「人気にあやかった内容」になっていく。


    何もない場所から始めるということ

    新しい街、新しい土地に行くとき、
    最初は本当に何もありません。

    頼るものがない。
    すがるものもない。

    だからこそ、
    必死で考える。磨く。話す。

    そのチームから生まれるアイデアは、
    常にピカピカの💡アイデア💡になります。

    そしてその魅力が、
    また人を呼び寄せる。


    スポンサーが現れても、変わらないもの

    人が集まると、
    今度はスポンサーが現れます。

    でも、
    アメちゃんが増えるわけじゃない。
    アメちゃんの量は、ずっと同じ。

    だから私は、
    「人の笑顔・笑い声を作ること」
    だけを追いかけてこられました。


    時代は変わった

    今は、
    個人がお金を払ってCMを消す時代です。

    私はずっと待っていました。

    この流れと、5Gと、ビッグデータの時代を。

    「提供」「スポンサー」という概念を、
    根本から変えられるタイミングを。


    街が、アイデアを提供する時代へ

    街全体が、

    • お年を召された方へ
    • 子どもたちへ
    • 学生へ

    アイデアを提供する側になる。

    AIにとって最も必要なのは、
    一次情報です。

    お年寄りの方々が持つ、
    街を作ってきたリアルなエピソード。

    それを“聴くこと”そのものが、
    最も新しく、最も正確な一次情報になります。

    そこに、
    子ども・学生・若者の成長記録が重なる。


    私は今年、60歳になります

    でも、
    💡アイデア💡は、まだ真新しい。
    ……らしいです。たぶん。

    先日、ベテランの放送マンに
    こう言われました。

    「相変わらず、さすが、日本代表のラジオマンね」


    私がやるべきこと

    私ができるのは、

    • 通信に関する後進の教育
    • その手法を伝えること
    • 継続させ、発展させること

    もし、新しいラジオが、

    お年を召された方・子ども・学生に特化した
    わかりやすいAIシステムとして形になれば、

    それは、
    世界で最もやさしいAIになります。


    それが、新しいラジオの「チームの権利」

    これは、
    テクノロジーの話ではありません。

    チームの話です。
    街の話です。
    人の話です。

    それが、
    新しい形のラジオの
    チームの権利だと、私は思っています。

  • 権利 _001

    人気番組には、たくさんの人たちが集まります。
    すると、いろんな意見が出ます。

    できる事とか、できない事とか

    じゃぁ、誰かが
    「それは、できません」と
    言わなければなりません。

    とうぜん、嫌われます。

    それが、私の役目でした。

    ーー・ーー・ーー

    いっぽうで、人気番組が、
    突然、生まれてくワケありません。

    そこにはスゴイ数のアイデアが出されます。
    その仲間が考えた数えきれない💡アイデア💡に、

    「それは、できるが、そっちはできない」と
    言わなければなりません。

    それが、私の役目でした。

    とうぜん、嫌われます。

    わたしから、「それは、できません」
    と言われた仲間は、
    悔しくて悔しくて、
    くやしかった、と思います。

    たまに爆発されてましたから、
    「どうしてなんですかっ!!」と。

    わたしの答えは、一言です。

    それより、そっちのアイデアの方が、
    たくさんの笑顔が生まれる事も
    わからんのんか?

    本人は撃沈し、ショックです。

    とうぜん、わたしは嫌われます。
    いつの間にか、それを通りこして、
    怖がられるように、なってしまいました。

  • Ai, で夢の作品作り

    形が生まれました。

    私が理想としてきた
    ラジオ番組の形が、生まれました。


    ラジオは、スタジオ全体で作るものだと思っていました。

    私がこれまで作ってきたラジオ番組は、
    DJが一人でしゃべって完成するものではありませんでした。

    スタジオにいる全員が、
    「どうやって街に飛び出すか」を感じながら、

    • その言葉をどう広げるか
    • どう押し出すか
    • どう街に放つか

    一つのフィーリングを作っていく。

    DJ、AD、ディレクター、プロデューサー。
    役割は違っても、
    番組としては一丸でした。

    そして、その塊が、
    放送局から街へ飛び出していく。
    それが、私にとってのラジオでした。


    【形になった瞬間|今回の原点】

    その感覚が、
    ふいに戻ってきました。

    きっかけは、
    Morikawa Hello FM に来てくれていた
    中学3年生の受験生
    でした。

    私は、こう言いました。

    「ちょっと試してもいいかな。
    5分だけ、時間ちょうだい。」

    ラジオ番組を、
    テストしてみました。

    DJになりきり、
    「受験のことで相談したい」
    というメッセージを投げました。

    すると――

    それは、
    悩み相談でありながら、
    **完璧な“ラジオの悩み相談室”**になっていました。

    その瞬間、
    私の中のラジオが
    全開で走り出しました。


    その後、連鎖が始まりました。

    次の日、そろばん教室で子どもたちに。
    教室の外で待つ、お父さん・お母さんに。
    夜には、ラジオ仲間と Google Meet で。
    娘に、孫に。

    そして、
    スマホ講座でお年を召された方々へ。

    試すたびに、
    レベルは上がり、
    開発は進み、
    場はどんどんヒートアップしていきました。


    土曜日の朝、新しい発見が生まれました。

    スマホ講座は、土曜日の朝。
    そして、11時から Morikawa Hello FM。

    その日、
    小学2年生が来ていました。

    私が、
    「これから毎週、こんな感じで始めるね」
    とスタートすると、

    彼女はポケットから、
    こう言って、あるものを出しました。

    「これ、わたしの宝物」

    私は「ハッ」としました。
    そのコメントに対して、
    AI機能「アル」を素早く ON

    ――見事に、成立しました。


    こうして、ベースができました。

    その後、
    「誰かにこれを試したい!」
    という衝動にかられ、

    近所の先輩のところへ行き、披露しました。

    一緒にいた仲間は、
    「これは、すごい!」と。

    こうして、
    AIを利用した公開ラジオのベースができました。

    これは、
    新しい技術が生んだ企画ではありません。

    私が長年ラジオで作ってきた
    **「場の作り方」**が、

    子どもや高齢者、
    そしてAIと出会ったことで、
    別の形として立ち上がったものです。


    この場で生まれる言葉は、街の一次情報です。

    小学2年生の一言も、
    受験生の迷いも、
    年配の方の記憶も。

    すべてが、
    **この街の「今」と「過去」と「これから」**を
    示す情報になります。

    それは、
    細かな街の位置情報のように、
    少しずつ、確実に積み重なっていきます。


    情報が育てば、価値が生まれます。

    ここで生まれる言葉や記録には、
    将来的に価値が生まれる可能性があります。

    だからこそ、
    この取り組みでは、
    情報と権利の考え方
    最初から大切にしています。


    このAIとの公開ラジオについて

    このAIとの公開ラジオは、
    参加してくれた人みんなで作っている
    新しいラジオ番組
    です。

    だからこそ、
    この場で生まれた言葉や時間には、
    自然と
    「番組を作った」という権利が生まれます。

    その権利は、
    誰かが独占するためのものではありません。

    • 「それは違う」と言うための権利
    • 「それは正しい」と言うための権利

    間違った形で使われることがないように、
    この場を守るための権利です。

    この番組の権利については、
    これから、
    のんびりと、丁寧に
    書いていこうと思います。